オーケストラ・ディマンシュ第12回演奏会


かいせつ

ドヴォルジャークの新世界交響曲

 ドヴォルジャークは、チェコスロバキアを代表する作曲家です(学校の音楽室に絵がかかっていませんか?)。今から100年も前に、ドヴォルジャークは、アメリカのニューヨークに新しくできた音楽学校の校長先生として、よばれました。この交響曲は、その時に作曲されたものです。ドヴォルジャークは、インディアンや黒人たちのうたから、いろいろなメロディを思いつき、交響曲にしました。
第一楽章
 静かな夜明けのようです。霧の向こうから汽笛が聞こえますね。だんだんと強くなっていって、いろいろな歌が聞こえてきます。ちょっと、なつかしい感じもします。

第二楽章
 静かに、おもおもしく始まりますが、あっ、聞いたことがありますね!そうです。とても有名ですね(これを聞き終わって、帰らないでくださいね)。もともとは「伝説曲」という題名がついていました。

第三楽章
 いなかの農民たちの踊りのようですね。もしかすると、狩りかもしれません。ドヴォルジャークは、ふるさとのボヘミア地方のことを思っていたのでしょう。

第四楽章
 オーケストラ全員が鳴りひびきます。この歌は、どんな感じですか?ちょっとこわいかもしれません。かっこよかったり、こわかったり、ちょっぴり悲しかったりしますね。そのうちに、今まで出てきたメロディがつぎつぎに聞こえてきます。おじいさんになって、今までのことを思い出しているみたいです。
 さあ、皆さんは、聞きながら、どんな風景が思い浮かびましたか?感想をぜひ、アンケートに書いてみて下さい。


ジョン・ウィリアムスの映画音楽

地上の冒険 〜 E.T.
 少年たちと宇宙人(E.T.)がお友達になるお話です。E.T.をつかまえようとする科学者たちからまもるために、少年たちが自転車にE.T.をのせて逃げるところから、迎えの宇宙船がやってきてお別れする最後の場面までです。いっしょうけんめい逃げているところ、お別れのあいさつをしているところ、宇宙船が飛び立つところ、いろいろな場面が音楽になっています。

戦没者への賛歌 〜 プライベート・ライアン
 戦争はぜったいにしてはいけないことです。このお話は、第二次世界大戦の終わり、ノルマンディー上陸作戦でのお話です。ひとりの命、みんなの命、どちらが大切なのでしょう。それはくらべられるものではありません。  この曲は、場面をあらわしているのではありません。理由はどうあれ、死んでいった人たちにささげる音楽です。私たちは、もう二度と戦争をしてはいけないのです。

シンドラーのリスト
 第二次世界大戦の時代のドイツは、ナチスという人びとがユダヤ人たちにとてもひどいことをしていました。600万人ものユダヤ人が殺されたのです。そんな中で、オスカー・シンドラーというドイツ人は、自分のお金を使ってユダヤ人たちを1200人以上、助けました。この曲も、場面をあらわしているのではありません。ヴァイオリンがひくメロディは、悲しい思いでです。
※保護者の方へ:日本人として、8月は戦争と平和について考えなければならない時であると考えます。今なお戦争の絶えない現代にあって、少しづつでも、戦争と云う愚かしい行為について自らが学び、そして次の世代へ伝える必要があるのではないでしょうか。この2曲が、そんなことを考えるきっかけになれば幸いです。
スター・ウォーズ
 有名ですね。この映画は23年前に公開されて以来、ファンがとても多いものです。そして、作曲者のジョン・ウィリアムズもこれで有名になりました。
メインタイトル … おなじみ、第1作「スター・ウォーズ」のテーマです。
アナキンのテーマ … 「ファントム・メナス」の主人公、アナキン・スカイウォーカー少年のテーマです。最後に、悪の権化ダース・ヴェイダーになってしまうことが暗示されます。
帝国のマーチ … 第2作「帝国の逆襲」から、恐ろしい力を持つ、ダース・ヴェイダーのテーマです。
ヨーダのテーマ … 同じく「帝国の逆襲」から、不思議な力“フォース”を、正しく使うことのできるジェダイ騎士のマスター、ヨーダの優しい音楽です。
王座の間とエンドタイトル … 第1作の最後、帝国軍に勝った共和国軍の表しょう式の場面です。最後に、メインタイトルがまたもどって来ます。
 さあ、皆さんの見たことのある映画はどれでしたか?でも見たことがなくても、安心して音楽を楽しんでください。きっと、いろんな場面が思い浮かぶことでしょう。

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